船舶代理店業とは

一般の方はあまり聞き慣れない仕事だと思います。

当社が行なっている船舶代理店業務は、

外国船がスムーズに入出港できるように船社の代わりに、

公官庁(税関、入国管理局、海上保安庁、港湾局、検疫所など)への手続き、

また、輸出入荷役の手配や問い合わせなどへの対応、

船員さんの上陸サポートや船用品、給油、給水などの手配です。

 

 

この写真の船は日本のタンカー船でしたが、売船されて韓国へ出港するところです。

海外売船のブローカーさんが諸々手配されていますので、

当社は下関港の岸壁で輸出通関手続きを行い、

来日した外国人船員さんの入出国、乗船をお手伝いして、

必要な書類、物品を準備して、

公官庁の許可を受けてスムーズに出港してもらうのがお仕事でした。

出港時は、事故なく無事に目的地に到着してくれることを祈念しています。

船長の依頼で船内の神棚にお供えするお神酒を準備するのも大切な仕事でした。


2017年2月16日

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