2017 2月
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当社は下関市と福岡市に事務所があります。
その関係で頻繁に行き来しています。
単純に比較すると下関25万人と福岡153万人(約6倍)なので、
街に活気を感じるのは当然ですが、
福岡には多くの人を引き付ける何かがあるような気がします。
英ロンドン発のグローバル情報誌『モノクル(MONOCLE)』が、
毎年恒例の『住みやすい街ランキング 2016』を発表。
1位/東京(日本)
2位/ベルリン(ドイツ)
3位/ウィーン(オーストリア)
4位/コペンハーゲン(デンマーク)
5位/ミュンヘン(ドイツ)
6位/メルボルン(オーストラリア)
7位/福岡(日本)
8位/シドニー(オーストラリア)
9位/京都(日本)
10位/ストックホルム(スウェーデン)
(日経新聞 2017.2.25)
『うまい!(新鮮な食材)
安い!(買い物便利)
近い!(空港へ10分)』
これが住みやすい理由だとあります。
確かにその通りかもしれません。
先日「世界一受けたい授業」に高島宗一郎福岡市長が出演されてましたね。
昨年の博多駅前陥没事故には驚きましたが、
こんな大きな事故にも関わらず、けが人が出なかったことや
その後の埋め立て対応が世界的に報道され、
マイナスな出来事なのに逆に評価を上げたのではないかとすら感じます。
街の勢いですかね~。
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母校の小学校が来月閉校になります。(下関広報広聴課)
私も校区内に住んでいましたが、あまりにも児童数が少ないので、
子どもが入学する前に引っ越しました。
ちなみに私は小中高校とサッカー部でしたが、
いま私の母校の小中高校にサッカー部はありません…。
人口減少がTVや新聞などで報道されています。
どこか他人事のような気がしてしまいますが、こうなると実感が湧きます。
というより、漠然と恐怖すら感じます。
消滅可能性都市が少し前に話題になってました。
消滅って言葉も怖いです、SFの世界ではなく近い将来起こりうることなんですね。
『少子化と人口減少が止まらず、存続が危ぶまれると指摘された896市区町村
(全国の49・8%)。
2014年5月に民間研究機関「日本創成会議」(座長・増田寛也元総務相)が発表した。
子どもを産む人の大多数を占める「20〜39歳の女性人口」が2010年からの
30年間で5割以上減る自治体。』
◆山口県
萩市 66.0
長門市62.7
美祢市53.8
周防大島町75.7
上関町58.6
平生町54.7
阿武町72.2(数字は2010年から30年間での20〜39歳の女性人口の減少率)
この問題を一朝一夕に解決する方法がないのは誰しもがわかることです。
安心して子供を産める、育てる環境を作るのは政府・行政の役割が大きいと思います。
私にできることは会社を大きくし雇用を増やすことと選挙に行くことぐらいでしょうか。
来月下関市市長選挙・市議会議員補欠選挙があります。
そういった視点でも立候補者の考えを聞き、よく考え投票しようと思います。
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日本一は下関!シリーズ第2弾
生鮮スケソウダラの輸出量、日本一は下関というお話です。
北海道産生鮮スケソウダラがトラックで下関に運ばれてきて、
ここで輸出通関手続きをして、船で韓国釜山まで運ばれています。
しかし、近年輸出量は急減しています。
ここ10年間で81.3%減!?
財務省貿易統計を基に作成した資料です。
2012年に税番が新設されましたので、それ以前と以後では完璧な
比較とは言えませんが、概ね間違ってないと思います。
減少している原因は、
1.漁獲量の減少
どの魚種もそうですが、漁獲量は毎年減少しています。
※TAC=Total Allowable Catch(漁獲可能量)
2.福島第一原発事故の影響事故以前は宮城県宮古産、青森県産のスケソウダラも輸出されてました。
いま韓国側で8県(福島県、宮城県、岩手県、青森県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県)
の水産物は輸入禁止になっています。
韓国は本当にスケソウダラが好きな国です。
昨年、世界初のスケソウダラの完全養殖技術の開発に成功したそうです。
북어국(プゴックッ)
スケソウダラを使った代表的な韓国料理
二日酔いなどに効果があるそうです。