サバは足が速い
久しぶりに韓国向けに輸出された生鮮サバです。
この時期は済州島近海のサバは禁漁期間だそうです。
禁漁期間は日本(下関)から韓国に向けて生鮮サバが輸出されていました。
原発事故が起こるまでは・・・
2007年 約3,400㌧ ⇒ 2012年 0
輸出されなくなった理由、
①サバは足が速いから。
原発事故後、韓国釜山での通関(放射能検査)に時間がかかって、鮮度が落ち
商品価値がなくなってしまうリスクがあるから。
いま現在、韓国釜山到着後の翌日には輸入通関が終了しているようですので、
水揚げから最短で3日後に韓国で市販される流れになります。
ただし、土日は通関ができないようなので、金曜日に韓国釜山に到着しても
販売できるのは翌月曜日になってしまいます。
②価格が合わない。
近年サバの不漁が伝えられています。
たくさん獲れれば安く、獲れなければ高い、
国内と韓国どちらが高く売れるのか。
どんな商売でも同じだとは思います。
①②を乗り越えて今後も輸出されることを期待しています。
2017年4月22日
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