第一水産ブログ(お知らせや物流情報を不定期発信中です)
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中国で日本産鮮魚の需要が爆発的に伸びていることが分かります。
2009年度 5,316kg ⇒ 2020年度 1,619,588kg 30,466% 増⁉
2018年度から海上コンテナでも輸出されるようになり、さらに加速しているように感じます。
日本は島国ですから、輸出貨物を運ぶ場合、飛行機、又は船という2つの方法しかありません。
当社は飛行機での輸出貨物の通関はできません。海上コンテナ貨物が増えることは嬉しい。
しかしながら、海上コンテナ貨物のほぼすべてが博多港から輸出されており、
当社の扱いはごく僅かしかありません。
これだけ伸びている輸出商品(通関)を自社の仕事に繋げられていない。
しかも鮮魚という当社が得意とする商品。
まだまだ努力の余地はあります。
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生鮮スケソウダラは下関港から韓国釜山向けに輸出されている主力商材の一つです。
この表は日本から韓国に輸出された生鮮スケソウダラの総重量(kg)のグラフです。
もちろん当社が輸出通関させてもらう商品の主力でもありました。
下関港 2007年 20,286,269kg ⇒ 2020年 1,562,447kg 92.3%減
昨今のコロナ禍の影響も多少はあるとは思いますが、
やっぱり福島第一の原発事故が大きな転機と思います。
気づけば、去年から更新していませんでした。
あまりマイナスなことは載せたくありませんが、
現実を受け止め何ができるかを考えます。
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2020年度は上半期だけで例年の1年分の量が輸出されています。
ちょっと考えられないぐらいの激増です。
一体何が起こっているのでしょう??
活ホタテは北海道各地で活魚車に積み込み、下関港・博多港から関釜フェリーやカメリアライン
に乗って韓国釜山へ運ばれます。
当社も両港で通関手続きをさせてもらっています。
コロナの影響で飛行機が止まり、輸出の物流も変化したことが要因の一つだと思いますが、
このホタテバブルはいつまで続くでしょうか。