第一水産ブログ(お知らせや物流情報を不定期発信中です)
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北海道産の生鮮スケソウダラは下関港から韓国へ輸出されています。
今年度の上半期の輸出量は、518,537kg
2010年度上半期の輸出量 4,539,350kg
と比較すると88.6%減!!
この10年でここまで減ってしまいました。
原因を考えてみると、
・水揚げ量の減少
・魚食人口の減少
・生で食べる魚ではないので、冷凍で十分と考える人が増えている。
・原発事故の影響
・日韓関係の悪化による不買運動の影響
これからを考えてみると、
・漁師さんも売れない魚は獲らない、獲れない。
・北海道から下関まで運ぶトラックがいなくなる。
・下関から釜山に運ぶ船も航路が維持できなくなる。
もうすぐこうなることは誰にでも容易に想像できるが、
ではどうするか?ということはなかなか難しい。
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日韓関係が急速に悪化し、
その影響なのか当社の韓国向け水産物の輸出通関件数も激減。
今年は他にも悪いことが重なり、何かいいことがないかなぁ~なんて思ってます。
いまは韓国向けに代わり、
下関から中国向けに生鮮水産物の輸出を伸ばす方法を思案中です。
前にもご紹介しましたが、このルートを使って。
その中でも養殖の生鮮マグロにはちょっと期待しています。
輸出量は驚くほど伸びています。
当社も今日は久しぶりに中国向けの生鮮マグロ輸出通関をさせてもらいました。
2018年1~12月は輸出量 328トン。
2019年は400トンを超えそうな勢いですね。
どこまで伸びるか楽しみです。
1回の輸出量が多ければ、
海上コンテナでの運送にメリットがあります。
(この写真は前回の写真です。)