第一水産ブログ(お知らせや物流情報を不定期発信中です)

  • 韓国産の活アワビは2019年度は1,799㌧輸入されました。

    そのうち、74%が下関税関で通関されています。

    当社でも主要な輸入通関商品です。

     

    しかし、飲食店、旅館などが営業できなくなったことによって、

    活アワビのような高級食材の動きに大きい影響が出ています。

    2020.4月が対前年比 64.1%減‼

    2020.5月が対前年比 56.5%減‼

     

    日本でもマグロ、真鯛、ブリなどを養殖している業者さんの

    悲鳴が聞こえてきそうです。

     

  • コロナで水産物の輸出入通関件数が減っていく中、今年1隻目の売船案件です。

    そもそも海外売船関連の仕事は個人でこの仕事をされていた方が引退されるということで、

    4~5年前ぐらいから徐々に引き継がせていただきました。

    本当にありがとうございます!

     

    今回は、新型コロナの影響で、韓国人船員さんが入国できないので、

    下関からタグボートでタンカー船を曳航して釜山まで運ぶことになったそうです。

    韓国から下関港に入港するタグボートの船舶代理店業が今回のメインのお仕事です。

    初めて日本に入港するタグボートのようでしたが、

    何の問題もなく、入港当日の午後には出港して、翌朝には釜山に無事到着していました。

    こんなにスムーズに終了する船もあれば、何カ月も出港できないなんてことも…。

    そんなお話は次回。

     

  • 皆さんも3、4月頃は、マスク不足に悩まされたと思います。

    やっと落ち着いた感があります。

    中国産不織布マスクの輸入推移を調べてみました。(税番6307.90-029)

    不織布マスク以外も含まれる税番ですので、完璧ではありませんが凄い数字です。

    5月の輸入量は、

    2月の8.3倍、金額は43.6倍‼

    平均単価をみると、価格が高騰したことがよく分かります。

    マスク1枚が3gだとしたら、948億枚も輸入したことになります。

    さすがにこの計算は無茶かもしれませんね。

    当社も下関港に到着した中国から到着したマスクを何度も通関させてもらいました。

    コロナが早く収束することを祈っています。