生鮮クロマグロの輸出

今年の初セリで7420万円で「すしざんんまい」が落札したクロマグロ

マグロの初セリは毎年騒がれますね。

でも、西日本ではあまり食べる習慣がありません。

このあたりの刺身は、赤身より白身、青物って感じゃないですか?

まぐろの消費量の都道府県ランキング」でも下位は中国、四国、九州の各県。

最下位は長崎県。

 

 

面白いことに消費量最下位の長崎県が養殖クロマグロ出荷重量日本一なんです。

(水産庁/国内のクロマグロ養殖実績(速報値))

1位 長崎県 2位 鹿児島 3位 高知

 

そして近年、生鮮クロマグロの中国向け輸出が急伸しています。

生鮮クロマグロ(中国向け)輸出

 

2016年の輸出量は156tで金額にして約5億9千万円です。

長崎県、愛媛県の業者さんが輸出されているようですが、

事前登録はもちろんのこと、漁獲してから飛行機に乗せるまでに、

すべての必要書類を揃えられのは驚きです。

・輸出水産取扱施設の事前登録(登録施設一覧

・クロマグロ漁獲証明書(申請先一覧

・原産地証明書(水産庁)

・放射能検査(登録検査機関

・衛生証明書(衛生証明書発行機関一覧

 

山口県でもマグロの養殖をされているようですが

もし中国向けに輸出しようとすれば越えなければいけないハードルは高いと思います。

 

 

 

 

 

 

 


2017年2月22日

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